鳥越俊太郎さんが「がん患者」という本を出版されました。
私の祖父も数年前にがんで亡くなっているので
がん患者の家族の思いは、少しだけ分かるつもりです。
祖父と鳥越俊太郎さんはもちろん別人だから
ものの見方、考え方は異なりますが
同じがん患者としてどんな心境だったのか、そういう決意を胸のうちに秘めていたのか、
いま改めて知りたいと思いました。
前作の「鳥越俊太郎のエンディングノート」、「生きる。」も読みました。
健康の時には感じない、健康のありがたみや人生の偉大さを痛感させられる本です。
病気になったときに、やり残したことを悔やむより、
病気になる前に、自分の人生を作っておこう、そして
人生の最期には自分を誇れるようになっていたい。と思う本です。
「生きる。」は落ち込んだ時に、引っ張り出してきて読むと、
自分がいかにちっぽけな人間であるか、人生を粗末に扱っているか
考えさせられます。
本当におすすめです。
2011-06-30 12:34
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